時が経つのは早いですね~今年もあっという間に1ヶ月弱が過ぎちゃいました(汗)。皆さんはどんな時間を過ごして来ましたか?
さてさて、ここで一つ時間にまつわるクイズです!「たった6%」これは何を表しているでしょうか?実はこれ、人生100年時代と言われる時代に生きる私達が100年(約36500日)生きると仮定して、子どもが学校に入学するまでの6年間、つまり大切な親子関係の土台を築く期間の6年間(約2190日)を一緒に過ごした場合のパーセンテージです。「たった6%」ですよ。
たった。「も、も、もったいない!!!」例えば、子どもが寝返りをした瞬間を生で目撃しましたか?この期間はとにかく成長スピードが著しい。首が座り、お座りをし、ハイハイをして、つかまり立ちをして、初めての一歩を踏み出して、走り回って、自転車に乗って・・・とあっという間に成長しちゃうんです。まさに、「子育ては期間限定!」
ただ時間を刻むのではなくて、子どもや家族との大切な時間を積み重ねていきたいですよね。「皆さんはどんな時間を積み重ねていきたいですか?」この答えが明確だと、なんとなく遠い存在だったワーク・ライフ・バランスや働きやすい職場づくり、国をあげて推進している働き方改革が、自らが主人公のものに変わって行くのではないでしょうか。
家族と晩御飯を食べたい、子どもとお風呂に入りたい、一緒に遠足に行きたいなどと、やりたいことや積み重ねたい時間が明確になれば、限りある時間を有効に活用するために行動が変わっていく。例えば、ダラダラ会議にならないように会議の進め方を変えたり、休んでも仕事が回るようにやり方や資料をメンバーに共有しておいたり、病気や園からの急なお迎え電話にも対応できるように前倒して作業を進めたり、職場で子育てトークをしながら協力者を増やしたり、夫婦でスケジュールを共有したり、家事をシェアしたり過剰スペックをやめたりしていくことで、自分オリジナルのワーク・ライフ・バランス、自分発の働きやすい職場づくりや働き方改革へと繋がっていくのだと思います。国が、職場がと待っていたのでは、もったいない!全ては、「たった6%」のために。
私達の行動が、子ども達がパパママになった時代の文化の礎になるかもしれません。どうか、イクメンという言葉がなくなっていますように。
もったいない、もったいない。
2019.02.04
執筆者髙橋寛光