ところで、家事ってなんだっけ?そう思って先生に聞いてみると、こんな答えが。
『家庭における日常生活のことで、日常的な生活が円滑に推移していくための基本的な用事(掃除・洗濯・炊事・買物)、それをこなしていくことをいう。』

振り返ってみると、育児には積極的に関わって楽しんでいた良いパパだったかもしれないけど、家事のこととなると妻に負担をかけすぎていて良い夫ではなかったな。
今日は「男性が家事をすることによって、家族にとってどんな幸せがあるか」について触れてみたい。

僕が規則正しく家事を進めれるようになったのにはコツがある。それは一から十まで妻にやり方(流儀)を聞くこと。洗濯の干し方、たたみ方にしても各家庭の流儀があるからだ。
家事ができるようになってくると、妻にされるとイヤなことも出てくる。妻からの手出し、口出し、ダメ出し、顔出し…とかね。それもコミュニケーションではあるかもしれないけど、笑ったコミュニケーションのほうがいいよね、精神的に。

家事は家族としての「幸せ」を手に入れるためのマストなスキル。
それぞれの立場での「幸せ」を考えてみたらこんな感じ。
【夫として】家族の一員として認めてもらえる幸せ。
【父親として】子どもたちの成長がわかる幸せ。(洗濯物をたたんだりしていると)
【男として】『家事は身を助ける』。「おひとりさま」になったとき、家事力は生活力となって自分を助けてくれる幸せ。
【妻にとって】妻が自分自身の時間を手に入れ、自分の人生を生きることが可能になる幸せ。
【子どもたちにとって】家族を幸せにしてくれるってことを伝える幸せ。
【夫婦にとって】夫婦のコミュニケーションのきっかけになってくれる幸せ。
【家族にとって】「おたがいさま」を共有できる幸せ。

家事は分担ではなく、家族全員で分業することが幸せへの近道。
最初はみんな素人。「できなくて当たり前をできて当たり前」にしていきましょう!