キラリと光るキラっ人さん
キラっ人さん紹介
「子どもを中心に考えてね。」という 温かい言葉に感謝しながら仕事も子育ても邁進中!
- 小畑 有香さん(田中建設株式会社)
- おばたゆか
- 田中建設株式会社 営業部主事
産休育休、短時間勤務と会社の制度を活用しながら共働きを続ける小畑さん。元気と笑顔の源は、夫と周囲の皆さんの強力なサポート。そして、3歳と1歳になるお子さんの「お母さん、お仕事がんばってね。」というかわいい応援だという。
研修、資格取得など社員のスキルアップを惜しみなく応援
産休と育休を取得。現在は短時間勤務制度を活用
平成23年に社内恋愛で結婚しました。私は、浪江町出身、夫は大熊町出身です。どちらの家族も避難生活を続けている状況で、働き続けるかどうか結婚するときは悩みました。でも、経済面でしっかりしていれば安心と思い仕事を続けることにしました。「家庭と仕事を両立しやすい職場環境づくり」や「社内子育て応援団風土づくり」を目指し、今も努力し続ける会社の姿勢に背中を押されたことも事実です。産休育休も制度が整っているだけでなく頼もしい実績がありました。長男(3歳)も次男(1歳)も、産前産後で14週間の産休と1年間の育休を取りました。先輩方には、申し訳ない気持ちがたくさんありましたが、「待ってるからね。」という温かい言葉をかけられ感謝しました。産休育休が終わり仕事に復帰する時に自分のモチベーションを上げるのが大変だったときも、5人の先輩方のフォローで乗り越えることができました。
現在は、短時間勤務制度を利用して午前8時半から午後4時まで仕事をしています。次男の人見知りが激しいので、30分遅く出社できる制度に助けられています。子どもが胃腸炎で長く休んでしまった時は、「子どもを中心に考えてね。仕事は、私たちがサポートするから。」と言っていただきました。優しい言葉の一つ一つに、仕事で応えていこうと思っています。小学生になるお子さんを持っている先輩がいるので、子育てをしながら仕事を続けるコツの話など参考になりますし、何気ない話しをしている時間そのものが、心がほっこりするいい時間になっています。
みんなで働きやすい職場を作っていきたい
家庭では、夫が子どもをお風呂に入れたり、遊び相手になったり、家事や買い物なども協力してくれます。保育園の送迎は私がやります。見送るときの「お母さん、お仕事がんばってね。」というかわいい応援に「今日も一日頑張るぞ!」と思います。夫は、現場担当なので朝が早く、冬場などはまだまだ暗い時間の午前6時には自宅を出ます。忙しい毎日を送っていますが、それでもみんな健康で暮らせることを幸せに思います。子育てを支援する様々な制度をこうして生きた制度として利用できるのは、やはり周りの理解と協力、そして努力あってこそだと思います。次に子育て支援の制度を利用する人が出てきたら、今度は私が応援する番です。オール田中建設(株)で応援しながら、さらに働きやすい職場を作っていきたいと思います。(2016年1月取材)