少しずつ暖かくなっておりますが、みなさん体調いかがでしょうか??
気候の変化によって子供も大人も食べたり食べなかったり、変化が出てきます。子供の場合は成長によって変化します。大人は少しペースを落として、生活していきましょう。子供に全てを合わせる必要はないです。自分の体調をみながらできる範囲を少しやり、自分でゆるめたり、少しがんばってみたりを調整していきます。
うちの息子はもうすぐ2歳なのですが、機嫌もあり、好みもあり、空腹感の程度もあり、知らない食材もまだまだたくさんありで知らないものは不安ですからなかなか食べないし、触れさえもしない(笑)。食べる?食べない?を自分の料理のせいだと思うのはやめちゃった方がいいです。諦めないことはいいことですが、それで疲れてしまってはもったいない。
先に挙げた通り、食べない理由はいっぱい。見つける方が至難の技です。まったく食べないと心配ですが、少しでも食べるようなら全部をきれいに食べなくても、気にしない。6歳くらいになれば、全部ある程度できるようになるよなー。くらいの気持ちで、一喜一憂しない。
とはいえ、毎回全部諦めるわけにいかないので僕は、まずは、空腹を作ります。おいしい、おいしくないよりも先に。
●その1「間食をあえてしないでみる。」
お菓子、ジュース類は出さず、麦茶、水などくらいにします。食べ物をできるだけ視界に入れないように環境を作ります。
●その2「運動」
違う労力はかかりますが、しっかり動く。自分もついでに一緒に動く(笑)。「食事の前の1時間は一緒に外へ」をテーマにうちは運動しています。
●その3「環境」
食事がしやすい環境にします。食事のみに集中できるようにテレビは消す。家族も一緒に着席して食べる。可能ならできるだけテーブルと椅子の高さを大人と同じくらいの目線にして子供の表情が常に見えるようにして。足が椅子にしっかりついて、ぶらぶらしないで、集中できるように。
●その4「慣れたものを与える」
食べたことのあるもの、記憶にあるものなら、自分から手が少しずつ伸びるようになるはずです。うちは今、納豆とチーズ、のりは自分でしっかりと食べます。「食べることができた」という成功体験が息子の中にあるので、これなら大丈夫と安心して食べる。慣れてくると自分からしっかり食べるようになります。献立のバリエーションを増やすよりも少しでも食べることができたものを1~2週間のうちに複数回出す。というのはどうでしょうか?
もう少し大きくなってきたら、大人と一緒に料理をしてみたり、収穫体験に行ってみたり、お買い物に行ってみたりするのも食べることに触れるきっかけになります。食べる?食べない?で少し気持ちが暗くなるときもありますが、あまり気にせず毎日をゆるく過ごしていきましょう。
食べる?食べない?問題
2020.03.09
執筆者本田よう一